私の雑記帳

ゲームとか音楽とか本とか温泉とか、半分私の備忘録

最近読んだ小説の感想・映画版「サイレントヒル」を見た話

知らぬ間に2ヵ月半経ってるという…
ここのところはエルダースクロールズオンライン(eso)ってオンラインゲームにドハマりして進めてました。分かる人には分かる話だとCP160(レベルmax後のボーナスポイントの目安)到達してベテランダンジョンを攻略し始めたあたりです。本来4人パーティなんですが、リアルでやってる友人が2人しかいないのでランダムメンバーじゃない場合は常に1名欠員状態です。ギルド探すべきか。

 

Amazonプライムで映画版「サイレントヒル」やってたので見ました。いやめっちゃ面白かった、グロくて目を背けたくなるシーンがかなり多いんですが、食い入るように見てしまった。全体的に人の悪意を感じたり救いが無いお話で、グロも含めて人を選ぶとは思いますが、ゲームやったことない自分でも非常に楽しめました。

あとはいくつか小説読んだので軽く感想メモ。
姑獲鳥の夏京極夏彦):推理小説魍魎の匣は以前読んでたんですが前作のこちらは最近やっと読みました。自分の読解力が無いのか、魍魎の匣と比べて「あれ、そういうオチ?」って感じで今一つスッキリしなかったけど独特の台詞回しでついついしっかり読んでました。
・くせものの譜(簑輪諒):戦国時代の歴史小説。武田家旧家臣の御宿勘兵衛が、大坂夏の陣まで色々な家を渡り歩くお話です。仕えた家がことごとく滅ぶと言われる御宿勘兵衛を追って章が進んでいき、各家の人物が各章の主人公になるような形です。全体的に非常に読みやすくて、日本史忘れかけてても楽しく読めます。オススメ。
満州国演義船戸与一):第二次大戦頃の歴史小説。敷島4兄弟という架空の人物を主役に置いて、官僚・浪人・軍人・民間人という様々な視点から満州事変~第二次大戦を描いた長編小説です。全9巻でむちゃ長い上に地理関係があやふやな状態で流し読みに近くなってしまいましたが、とんでもなく面白かったです。この記事の3つの中で断トツのオススメ。激変の時代にある意味流されるように4人とも生きていきますが、実際こんな時代にいたら一人の力じゃどうしようもないわな、という感じ。独特の乾いた文章も時代や舞台に合っている気がします。1年以上かけて他の小説に浮気しながら読んでたので、出てくる単語や場所もちゃんと調べながらもう一度しっかり読んでみたい…でもそこまでやると余暇の時間全部食い尽くしそうなんですよね…